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Kubota Sachikoさんのコラム〜フランス🇫🇷のイースター後編〜

フランスのイースター 後編☆



イギリスではイースターと言えばパンケーキやホットクロスバンズ、シムネルケーキなど

あげられますね♪


フランスでのイースターと言えば、

アルザス地方のアニョー・パスカル Agneau pascalです!


かわいい子羊の形で、

卵黄と卵白に分けて別立てにして焼く、軽くあっさりとした、ふわっとした感じのお菓子。

これも卵消費のために作られたものと考えられますね。



Agneau=羊

Pascalはアルザス・コルマール*の地方語で復活祭を意味するそうです。



*コルマールは木組みの家が並ぶ小さな可愛らしい街です♪

 ジブリの「ハウルの動く城」の舞台になった街だそうですよ~

ご存じでしたか??


確かにメルヘンチックな街並みでした♪↓




さて、“復活祭の仔羊”=“アニョー・パスカル”


どうして羊かというと・・・


キリスト誕生よりさらに前、

古代エジプト時代(モーゼが現れたあたり)から

神にささげる生贄として子羊を食べていた習慣がもともとあったようです。


この習慣が、キリストが人類のための 犠牲のささげ物として自らを差し出す姿に重なり、

キリスト=神の子=羊と表現されるようになります。  



英国12ヶ月紅茶とお菓子巡りオンライン講座で、ももさんが可愛らしい子羊の写真をご紹介くださって


「子羊可愛いなあ♪♪

イースターの料理といえば子羊。。。

フランスのステイ先で私も食べたなぁ。。」


神の子羊=キリストというのなら、食べちゃだめな気もするけど

なんで食べるようになったのだろう??」

と不思議に思ってたのですが


「キリストが人類のための 犠牲のささげ物である」というくだりで

やっとこさ納得です。



可愛い子羊が、人々の罪・過去の過ちを償い、災いから人々を救うための捧げ物となっている訳ですね。


とはいえ、あれだけ可愛らしい子羊の写真を見てしまうと

少なからず食するのは躊躇してしまうので


可愛らしいお菓子アニョー・パスカル Agneau pascalでお祝いは

良いなと個人的に思いました★



アニョー・パスカルなかなか日本のお菓子屋さんでは見かけないかもしれませんが

もし見つけたらチェックしてみてください♪♪


Kubota SACHIKO



 

フランスのEasterのお菓子♪✨


また英国とは違う文化があり

皆さんいかがでしたか?


スミティはとっても興味深くて

アニョーパスカルを食べたくなりました♪


こちらはサロンの近くにある

ダブルボレロさんのサイトです。

アニョーパスカルを販売されるそうです!(画像お借りしました)



*画面をクリック🔽


アニョーパスカルの型はバ=ラン県の

スフレンアイム村の特殊的な赤土を使って伝統的な製法で作られた陶器が有名みたいですが


またダイソー(100圴一)にもなんと!簡易的な型が売っているそうですよ♪


またkubotaさんにアニョーパスカルの

お菓子作り♪是非教えてもらいましょうね\( ˙▿︎˙ )/


ありがとうございました♪

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