立春🌸
二十四節気の第1
正月節。
奈良のお水取りも終わり、いよいよ春がやってきますね🌸 さて先月になりますが、新潟県に行ってきました✈️
日本でお茶を栽培できる最北端の茶産地は?
ご存知でしょうか。
実は新潟の「村上市」が日本での最北端の茶畑がある場所とされています。

=村上茶のルーツは関西にご縁あり=
村上茶のはじまりは、江戸時代の初期1620年頃だそうで
村上町の大年寄役だった徳光屋覚左衛門が
京都宇治・伊勢から地場産業にするために、京都宇治から茶の種を持ち帰り、栽培を広めたのがはじまりと言われています。
関西にゆかりがあり、400年もの歴史あるお茶の産地に興味深々。

ちょうど訪れた2月は、雪景色〜❄️☃️ 冬雪に覆われる寒さの厳しい地域なのに、茶栽培できるの?!と疑問でした。
やはり茶の栽培は困難を極めたそうで、
現在の村上茶が厳しい環境でも生き残れたのは
①海岸側にあって比較的積雪量が少なく、
適度な積雪が茶の木を寒風から保護してくれるため
②冬期の最低気温も-10度以下になることが少ない
③植えてから4年目まで、雪が降る前(11月)に苗木1本1本に添え木をしてひも紐で縛り積雪に備え、雪解け後(3月)、縛った紐を解いてと、村上の人々が長い年月をかけ
根気よく丁寧に、また栽培技術を磨いてきたこと
④雪と寒さにより品種への改植が出来ず(やぶきたとかべにふうきなどの品種茶と言われるもの)
昔からある在来種が生き残った。→強い
全国的にやぶきたが広まり始めた昭和30年代、村上でも試みされたそうですが、その時は根付かず
村上に始めて品種が根付いたのは約30年前だそうで、それだけやはり寒さの中での茶栽培は本当に大変だと言う事ですね。。。
また年間の日照時間が短い地域のため、村上で育つ茶葉はカテキン含有量が少なく、生産量は通常の1/4。
比較的村上茶は渋みの少ないまろやかな味が特徴です。
雪の中で育ったお茶❄️🍵 愛おしいのと珍しいので少しですが
レアなものを選んで抽選でプレゼントをさせていただくことにしました🍵
もうすぐ皆様に英国の紅茶🇬🇧をお送りしますので 当選の方はこちらのお茶も一緒に送らせていただきます!ね。
お土産お茶プレゼント🎁

①富士美園 あら茶じたて&くき茶 1名
あら茶とはこれから製茶をして製品にする前のお茶本来のお茶です。
くき茶は、その名の通り茎だけで出来たお茶。普通はほうじ茶ではみますが、煎茶のくき茶もそうそう見ないので、是非味わってみてください。
②富士美園 ウーロン茶 各1・2名
国産のそれも最北端のウーロン茶仕上げのお茶。ほのかーに残り香に甘い花の香りがするので、ゆっくりと楽しんでみてください。
〜富士美園〜

茶栽培の北限の地といわれる新潟県村上市にある日本茶専門店で、創業は明治元年(1868)。
江戸時代初期からの歴史を誇る「村上茶」の栽培・製造・販売を行っている。
日照時間が短く、昼夜の寒暖差が大きい地で育てられた村上茶は、まろやかな渋みとほのかな甘みが特徴。
やさしい味わいの「雪国紅茶」も人気である。
住所:新潟県村上市長井町4-19
営業時間[店舗]8:00-18:00
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6代目が復活させた100年前の村上紅茶
明治時代、海外輸出の花形として日本でも盛んに生産されていた「紅茶」。
茶処として有名な村上市でも、緑茶と共に紅茶が作られ、アメリカやロシアに輸出されていました。
しかしその後、大正初期頃には、村上紅茶の生産は途絶えてしまいました。
冨士美園6代目の飯島剛志さんは文献調査の中でこの事実を知り、100年前と同じように、貴重な在来種を使っての和紅茶づくりを復活させる取り組みを始めました。
その中で完成したのが、この「雪国紅茶」。雪国でもお茶づくりをしていることを知ってほしい、との想いを込めて名付けられた村上茶葉の紅茶です。

雪国紅茶は渋みが少なく、ほのかな甘味が広がり、洋菓子と和菓子、いずれにも合うことから、次第に注目の集まっている紅茶です。
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飲んでみましたが、こちらはネットでも買えるそうで、それよりも今もっと珍しいネットで買えないウーロン茶を買ってきました!笑


村上市はこちらも有名です♪🐟