明日から10月ですね。 10月1日は中秋の名月。 そして10月7日は年に一度のお祭り!いよいよ阪急百貨店の英国フェアが開催されます。 コロナ禍の中での英国展ですが、心配な方は6日からはオンラインストアでも紅茶が購入できるようなので、 https://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/britishfair/page03.html?param=dm#mv05 5日にお勧めなどこちらでご案内したいと思っています。
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さて、その紅茶の本場英国ですが、行かれた方はきっと同じ体験をされた方も多いと思います。 初めて本場英国で飲む紅茶。どんな紅茶だとうってわくわくドキドキしながらいただいて、 さあ茶葉はどんな感じ?と思いティーポット開けてみたら なんとなんとティーバッグ。 これはたまたまと思いきや、ティールームやどこに行ってもティーバッグ。 ホームステイ先でもティーバッグ。 20年ほど前のロンドンのリッツすらティーバッグ・・・。 これが英国の紅茶事情、現実なんだということを思い知りました。

リーフにこだわっていた英国でも、1960年頃ティーバッグは本格的に使われるようになり、1963年頃はティーバッグのシェアは3%ほどだったそうです。
そして現在は英国で消費される紅茶の98%がなんと!ティーバッグといったちょっと成長しすぎーー!な位の数字になっています。
オレンジペコーといった優雅なリーフ主流の時代は、遥か半世紀以上も前に終わってしまっていたのでした。 寂しいですが。。。。
そしてティーバッグのシェアがこれほどまでに成長した理由としては、茶殻の始末などお手軽だからの理由以上に 英国のティーバッグの技術は世界一といわれており、 美味しい紅茶が必ず誰にでも淹れられるから。 それが本場英国の誇る現代の英国紅茶=ティーバッグ文化なのです。 そんな英国のティーバッグを是非一度ゲットしてみてくださいね!